手書きの看板

昔話

子供の頃、ペンキ缶を持って、簡単な下書きだけで看板に一発でレタリング(文字を書く)する大人を見てその素晴らしさに感動したことがあります。

早速、家に戻ってメモ帳に書いてみましたがなかなかうまくいかない。ともかくバランスがとっても難しい。

それ以来、駅のホームやお店の看板を注意深く見ることが多くなりました。独特の書体は、個性豊かで味わいがあります。

最近では、さまざまなフォントデータをインストールすればパソコンで自在に美しいデザインを作ることができます。さらに細かくタイポグラフィ(文字の配置で印象をかえる)もお手のもの……

そんなこともあって、最近は手書きの看板を見るのは稀です。少し残念な気もしますが、その方がコストも安く大量に制作もできるので仕方のないことかもしれません。

やがては、手書き看板は、なくなってしまうのかと思っていたところ、意外なところで残っていました!

それが黒板アートです。

店頭にある黒板はホワイトボードに独特のイラストやレタリングした文字が並びます。

これもなかなか味わいがあり、思わず足しを止めて眺めてしまいます。

最近はサイネージ広告(大型モニタースクリーンにデータを流すもの)もありますが……やはり、手書き看板が好きな私です。

蛇足

店頭の手書きポップや、スーパーの手書き値札も魅力がいっぱい!

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